子育て×哲学×社会学「この青空を、君へ」

父から息子へつなぎたい思想

外的な「意味」による支えを必要としない生き方-真木悠介『気流の鳴る音』より-

気流の鳴る音 ──交響するコミューン (ちくま学芸文庫) 作者:真木悠介 筑摩書房 Amazon ドン・ファンが知者の生活を「あふれんばかりに充実している」というとき、それは生活に「意味がある」からではない。生活が意味へと疎外されていないからだ。つまり生活…

包摂性を欠いた社会‐『日本の難点』宮台真司より‐

宮台真司さんの「日本の難点」を読んでから、ずっと頭が回り続けてる。 「包摂性を欠いた社会」 近代化により、〈システム〉が〈生活世界〉に浸透する過程で地域共同体が崩壊して、相互扶助のネットワークが機能しなくなった。 個人主義が強調され、〈システ…

直観は過たない 過つのは判断である-田坂広志『風の便り第2便』より-

田坂広志先生の風の便り第2便「直観は過たない」より これだ!と心が動いて行動しようとするただ、冷静になって色々と検討するととどまったほうがいいと考えて止めてしまう。 そんな経験はよくある。 だけど、その時は直観を信じるようにしている。慣性の法…

これは白だ!と言う時に潜む否定性-ヘーゲル『精神現象学』と田坂広志『風の便り』より-

100分de名著にて、ヘーゲルの精神現象学を観てから、訳書を読みたいと思い購入 ちょっとずつ読み進めていて、やっと上巻の半分くらい(^_^;) やっと「自己意識」の章に到達した。 感覚的直感→知覚→悟性→自己意識 と意識の成長過程を見ていっているわけだが、…

怒りながら作っても一品、笑顔で作っても一品

外食で働いていた時代の副店長研修で研修官から言われたこの言葉を思い出す。 ピークになって忙しくなると、店がピリピリして、キッチンでは怒りながら料理を作っている場面を見る事がある。 ただ、いずれにせよ作らなければならない一品。怒りながら作るの…

仕事の報酬とは何か

恩師田坂広志先生の著書と出会ったのは2008年のこと 職場の先輩から 君は、経験から深く語ることは十分できている ただし、話に広がりがない。読書をしているか? と、問われ 今まで読書をまともにしたことがないことを見事に見破られた 負けず嫌いの私は、…

Now and Here

父からもらった言葉はたくさんあるが最も大切にしている言葉 Now and Here いま、ここで 小学生の頃は 今の自分に全力投球しなさい と言われた。 成長するにつれ、 Now and here Here and Now と言われた。 30代に恩師田坂広志先生と出会いこの言葉をもらっ…

「正論」もときには「暴力」となってしまうことがある

外食企業の店舗から本部に異動してアルバイト採用の企画を担当した時 採用難の現状を分析し原因を明らかにし施策を考え、担当課長に説明する機会を得た これが答えだ!と思っていた僕は意気揚々とプレゼンした 理想と現実のギャップ現実に対する評価それを打…

人生は四季のように

中学か高校の頃だったか。父からよく聞かされていて四季の変わり目にいつも思い出す言葉がある 人間には喜怒哀楽があるいつも一定の心持ちであることはない自分の感情を自然と重ねて豊かな気持ちでいたい 人生は、四季のように 春のように 温かく 夏のように…

自発性と内発性

宮台真司氏によると 自発性 判断基準が損得勘定で、自ら動くこと 内発性 内から湧き出る力で、自ら動くこと という どちらも「自ら動く」という意味では同じかだが突き動かす源泉が決定的に違う 決められたルールがありそれに従うのが自発性 ルールは守るが…