ICTベンチャーで働く父が、農業と哲学で実践する子育て

デジタルな仕事とアナログな生活の融合|この青空を、君へ

『庭の話』の「弱い自立」について 〜ロスジェネ世代としての実践と課題〜

今日も「庭の話」より 庭の話作者:宇野常寛講談社Amazon 「弱い自立」の定義 「弱い自立」をどう進めていくか ① 評価のハードルを下げる ② 共同体に縛られず、開かれた関係性を持つ ③ 「働く」と「制作」の関係を見直す ④「ついで」の論理を活かす ⑤ プラッ…

宇野常寛「庭の話」ー庭の成立条件

Kindleで読了後、ハイライトをchat GPTに読み込ませて、まとめを行なっている。 庭の話作者:宇野常寛講談社Amazon 今回は、庭の成立条件 『庭の話』における「庭」の成立条件 宇野常寛氏の『庭の話』では、「庭」という概念が、現代のプラットフォーム社会に…

田坂広志アカデメイア開学記念講演会(2025年3月9日@大手町ホール) 所感 

昨日は、恩師田坂先生の講演に久しぶりに参加した。 久しぶりにお目にかかれて嬉しかった。 この講演の内容は、田坂広志アカデメイアの登録者に後日無料配信されるとのこと。 「田坂広志アカデメイア」は、2025年1月に開設されたオンライン学習プラットフォ…

【読書レビュー】この人生に意味はない、だからこそ

「真理の探究」を続けて3回読んだ。 かなり、思考がぐるぐる回っている。 真理の探究 仏教と宇宙物理学の対話 (幻冬舎新書)作者:佐々木閑,大栗博司幻冬舎Amazon 真理の探究 kindle版 仏教は、本来的に意味を持たない自分の人生を、自力で意味づけしていこう…

上手いではなく、下手ウマを目指す

センスの哲学 (文春e-book)作者:千葉 雅也文藝春秋Amazon カラオケの採点で、「GLAY」を歌っても、常に80点台だ。 ただ、僕のGLAYを聴いて泣いてくれた人が数人いる。 つまり、僕のGLAYは、「下手ウマ」なのかもしれない。 千葉雅也さんの「現代思想入門」「…

縛るのも言葉、解放するのも言葉

千葉雅也さんが自分と同じ1978年生まれと知り、急に親近感湧いていくつか本を買ってしまった。 まず「勉強の哲学」という本を読んだが、とても面白い。 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫)作者:千葉 雅也文藝春秋Amazon 難しい内容を、身…

ファーストペンギン達の心の拠り所をつくりたい

日曜日に大学ゼミOBOG会に参加させていただいた。 現役生、OBOG生合わせて100名ほどの盛会となった。 私はこのゼミの1期生だったので、まさかこんな大所帯になっているとも知らず、とても驚いた その会で先生が言っていた、言葉が鳴り響いている。 「このゼ…

問題文を汚したくない息子とテクニックを教えたがる父

夏休みの宿題ドリルで、国語の文章読解が、一年生ながらなかなかゴツい。 最近はこんなレベルなのかと思う。 学童保育で学習時間が設けられているので、そこで夏休みの宿題やってくるように言っていて、割とちゃんとやってくるのだが、めずらしく 「国語わか…

【名言】俺って人生の視聴者は俺だけだ-ルパン三世-

ルパン三世の名言。 SNSを見ていたら広告動画が目に止まった。 「一度きりの人生好きに自由に生きたらいい」 という言葉に違和感があると、以前投稿したが、 同じくらい違和感があるのが、 「あなたは、あなたの人生の主人公」 という言葉だ。 主人公。。。 …

2024年4月9日 入学式に寄せて

もう、パパの「背中」を見せる必要はないのかもしれない。 4/1から入学式までのこの1週間。 新しい環境に飛び込む君を見て、そう思えた。 4/1 学童保育に初登園。 80名を超える新しいお友達のいる部屋に、後ろを振り返ることもなく勇ましく入っていく君の「…