この青空を、君へ

ベンチャーで働く父が、悪戦苦闘の育児から紡ぐ、生きる哲学

2025野菜 玉ねぎ

早生玉ねぎ 2025年5月21日 植え替え遅くなったのと、苗が弱いのがいくつかあったのがやっぱり育たなくて、2割くらいはちびっ子。。。 それらは秋に再度植えてみよう。 6月には晩生玉ねぎ収穫かな。 2025年5月14日 早生玉ねぎ収穫 2025年5月10日 早生玉ねぎ、…

2025年野菜 ニンニクの試し収穫

ニンニクに、オレンジさび病が出てきたので、 枯れてきたものから、ちょっと予定より早いけど試しに収穫 割と立派で安心した!

2025年春野菜 キャベツ

2025年5月15日 結球開始! 2025年5月15日 結球開始! しかし、キャベツの価格は下がっている💦

『禅的マネジメント』を再読して――「あとは、よろしく」と言って去るために

小森谷浩志さんの『禅的マネジメント』を再読した。 ZEN 禅的マネジメント作者:小森谷浩志内外出版社Amazon 東洋思想である「十牛図」と、西洋のマネジメント論、心理学、成人発達理論を織り交ぜながら、禅的マネジメントとは何かが論じられていく。 両極の…

自己実現から自己承認へ、そして、自己越境へ

早く、何者かになりたいと思っていた20代 精神の限界と自己承認への転回 そして、自己越境へ 自己越境という感覚 早く、何者かになりたいと思っていた20代 24時間365日働くことで、数か月で店長になり、数年で本部の課長職についた。 仕事を通して自己実現し…

『庭の話』の「弱い自立」について 〜ロスジェネ世代としての実践と課題〜

今日も「庭の話」より 庭の話作者:宇野常寛講談社Amazon 「弱い自立」の定義 「弱い自立」をどう進めていくか ① 評価のハードルを下げる ② 共同体に縛られず、開かれた関係性を持つ ③ 「働く」と「制作」の関係を見直す ④「ついで」の論理を活かす ⑤ プラッ…

宇野常寛「庭の話」ー庭の成立条件

Kindleで読了後、ハイライトをchat GPTに読み込ませて、まとめを行なっている。 庭の話作者:宇野常寛講談社Amazon 今回は、庭の成立条件 『庭の話』における「庭」の成立条件 宇野常寛氏の『庭の話』では、「庭」という概念が、現代のプラットフォーム社会に…

田坂広志アカデメイア開学記念講演会(2025年3月9日@大手町ホール) 所感 

昨日は、恩師田坂先生の講演に久しぶりに参加した。 久しぶりにお目にかかれて嬉しかった。 この講演の内容は、田坂広志アカデメイアの登録者に後日無料配信されるとのこと。 「田坂広志アカデメイア」は、2025年1月に開設されたオンライン学習プラットフォ…

【読書レビュー】この人生に意味はない、だからこそ

「真理の探究」を続けて3回読んだ。 かなり、思考がぐるぐる回っている。 真理の探究 仏教と宇宙物理学の対話 (幻冬舎新書)作者:佐々木閑,大栗博司幻冬舎Amazon 真理の探究 kindle版 仏教は、本来的に意味を持たない自分の人生を、自力で意味づけしていこう…

上手いではなく、下手ウマを目指す

センスの哲学 (文春e-book)作者:千葉 雅也文藝春秋Amazon カラオケの採点で、「GLAY」を歌っても、常に80点台だ。 ただ、僕のGLAYを聴いて泣いてくれた人が数人いる。 つまり、僕のGLAYは、「下手ウマ」なのかもしれない。 千葉雅也さんの「現代思想入門」「…

縛るのも言葉、解放するのも言葉

千葉雅也さんが自分と同じ1978年生まれと知り、急に親近感湧いていくつか本を買ってしまった。 まず「勉強の哲学」という本を読んだが、とても面白い。 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫)作者:千葉 雅也文藝春秋Amazon 難しい内容を、身…

ファーストペンギン達の心の拠り所をつくりたい

日曜日に大学ゼミOBOG会に参加させていただいた。 現役生、OBOG生合わせて100名ほどの盛会となった。 私はこのゼミの1期生だったので、まさかこんな大所帯になっているとも知らず、とても驚いた その会で先生が言っていた、言葉が鳴り響いている。 「このゼ…

問題文を汚したくない息子とテクニックを教えたがる父

夏休みの宿題ドリルで、国語の文章読解が、一年生ながらなかなかゴツい。 最近はこんなレベルなのかと思う。 学童保育で学習時間が設けられているので、そこで夏休みの宿題やってくるように言っていて、割とちゃんとやってくるのだが、めずらしく 「国語わか…

【名言】俺って人生の視聴者は俺だけだ-ルパン三世-

ルパン三世の名言。 SNSを見ていたら広告動画が目に止まった。 「一度きりの人生好きに自由に生きたらいい」 という言葉に違和感があると、以前投稿したが、 同じくらい違和感があるのが、 「あなたは、あなたの人生の主人公」 という言葉だ。 主人公。。。 …

2024年4月9日 入学式に寄せて

もう、パパの「背中」を見せる必要はないのかもしれない。 4/1から入学式までのこの1週間。 新しい環境に飛び込む君を見て、そう思えた。 4/1 学童保育に初登園。 80名を超える新しいお友達のいる部屋に、後ろを振り返ることもなく勇ましく入っていく君の「…

この青空を、君へ-2024年3月23日 息子の卒園式に寄せて-

君は「空」という言葉を聞くとき どのような空を思い浮かべるだろうか? 青空だろうか? 夕焼けに染まる赤い空? 満天の星が広がる夜空? いつか登った山の頂上から見た空? どこまでも続く水平線が綺麗だった浜辺の空? 毎朝、登園の時に見た新幹線の線路越…

訂正可能性の哲学 ゲンロン叢書 by 東浩紀 Kindleハイライト

訂正可能性の哲学 ゲンロン叢書 作者:東浩紀 株式会社ゲンロン Amazon 訂正可能性の哲学 ゲンロン叢書by 東浩紀 ぼくはいまの政治は、世界的にも国内的にも、また古典的な政治においてもネットの争いにおいても、「友」と「敵」の観念的な対立に支配されてい…

【子育て・育児】息子とケンカしたから、パパの大学に連れてった

圧倒的な力の差を感じたり、想像を超えすぎたものを見た時に、今自分が悩んでいたり、イライラしたり、落ち込んでいたりしていることが、なんだかとても小さな事に感じて、思わず笑ってしまう事はないだろうか。 それは幼児でもそうなのかなという経験をした…

【子育て・育児】ぼくは、どうして雨が降るのか、その「仕組み」が知りたいのではなく、その「理由」が知りたいんだ

5歳のこどもから質問を受けたとき、詩的・物語的に答えるか、科学的に答えるか、いやどちらかではなく、どちらもこたえようかとその時々で考えるが、やはり、なんで?なんで?を突き詰めると、最後は科学的知では答えられない想像的知で答えざるを得なくなる…

【子育て・育児】切磋琢磨できる好敵手という存在-保育園年長の運動会での学び-

先週末は、運動会だった。 年少のときは、「土曜日は、保育園休みのはずだ!」という言い訳で、グラウンドのフェンスの端っこで皆が踊ったり、競技したりしている様子を見ているだけで、年長のお兄ちゃんが、励ましてなんとか全員リレーには参加したという息…

【本棚・哲学】あえて素樸な線を引く‐『鶴見俊輔の言葉と倫理』谷川嘉浩‐

この本が泣ける。 鶴見俊輔の言葉と倫理: 想像力、大衆文化、プラグマティズム作者:谷川 嘉浩人文書院Amazon 先日、友人に「理想に張り続けていることがすごいと思うよ」と言ってもらい、とても嬉しかった。 まだまだ、山のいただきは遥か遠いが、それなりの…

【本棚・哲学】心の声に従う前に気をつけたいこと-『スマホ時代の哲学』谷川 嘉浩- を読んで②

また、谷川嘉浩さんの『スマホ時代の哲学』から スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き作者:谷川嘉浩ディスカヴァー・トゥエンティワンAmazon 著書の中で、「スティーブ・ジョブズの助言は当て…

【本棚・哲学】「大丈夫」より「なんとかなる」とつぶやく-『スマホ時代の哲学』谷川 嘉浩- を読んで①

谷川 嘉浩さんの『スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険』を読んで、思考が刺激されている。 スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き作者:谷川嘉浩ディスカヴァー・トゥエンティワンAmazo…

【食育】ベランダ菜園から畑を借りて菜園を始めた初心者がんばれ_随時更新

決心のきっかけ理屈ではなくて 土作り 生ゴミを堆肥化する ナス ミニトマト ルッコラ パクチー 決心のきっかけ理屈ではなくて 都内在住時は、ベランダでミニトマトやきゅうり、ナス、ピーマン、ゴーヤなどをプランター使って栽培していた。 都内から引っ越し…

「正対」は大切だが「正対し続ける」ことはしなくていい

正対すること。 とても大切な心構えと思う。 自分自身、目の前の現実から目を逸らすことなく、正面から向き合うことで、いくつもの困難を乗り越えてきたと思う。 一方で、正対し続けることで、数年前は心身を壊し、療養していた時期がある。もうほぼ飲まなく…

人生をゆたかにする良書と出会う方法

オススメの書籍を教えてくださいと聞かれることがある。 応えるのが難しい質問トップ3のひとつだ。 (あと二つは?) 私がよく本を読んでいるというイメージを持っていただいて非常にありがたい。 ただ、何度か書いたことがあるが、私は30歳までほとんど本は…

「マンガ」か「読書」か議論を乗り越える

教育や育児関係の記事で最近またこの議論をよく見る。 こどもにはマンガよりも読書(文字を読ませる)をした方がいい。 読書は漫画にくらべて「想像力を育める」と。 確かに読書は、文字から情景や主人公の姿などを想像して補完しながら読むので、一理あると…

極論に心奪われず、感情に流されないための方法的懐疑

デカルトは方法的懐疑という手法で、すべてを疑っていったが、それでも今、ここで、思考している自分だけはどうにも疑えなかった。 「我、思う、故に我あり」 これを思考の出発点としようと言った。 方法的に懐疑しようと。 「すべてのことを疑ってかかれ」 …

その「ガクチカ」が採用担当に響かない理由

現職でも採用担当を務めている これまでの社会人人生のなかで、新卒、中途、アルバイト採用を担当してきた 一部上場、中堅、ベンチャー企業で、1000名は面談や面接をしてきている。 子育てと同じくらい、いやだからこそ、就職活動を支援したいという想いは強…

バーベキューつまらない-大人とこどもの世界線の違い-

先週末は家族でバーベキュー&キャビンでお泊まりという体験をした。 家族だけでバーベキューするのも、キャビンに泊まるのも初めてだ。 チェックアウトして、昼ごはんを食べていた時息子から言われた。 「全然楽しくなかった。大きいお風呂入りたかった。朝…