ICTベンチャーで働く父が、農業と哲学で実践する子育て

デジタルな仕事とアナログな生活の融合|この青空を、君へ

哲学・社会思想

「何不自由のない暮らしだなだけど何か満たされぬ」の正体は何か

GLAYのpure soul の冒頭の歌詞 20代の僕に響いた歌だった。 何度も聴いて、何度も歌った。 何不自由のない暮らしだな だけど何か満たされぬ そんな夜もあるだろう そんな夜もあるだろう 何を恐れているのかもわからず 街を飛び出した 必死でつかもうとしてい…

それでもなお人を愛しなさい

西野亮廣さんのブログをみて、思い出したので、今日はこれを引用。 彼は言う。 何度でも言い続ける。 誰ひとりおいてけぼりにしない。 それでもなお人を愛しなさい 1.人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。 それでもなお、人を愛しなさい。 2.…

「権力」ではなく「権威」ある人になれ

ドラマ「半沢直樹」を見ていて、学生の頃父親からよく言われていた言葉を思い出した。 「権力」ではなく「権威」人になれ 外食で店長をやっていた時、よく考えていた。 アルバイトさんは、自分が店長という「権力」があるから、ついてきてくれているのか。 …

「闘病」ではなく「応病」-病とは、福音なり 田坂広志-

前回、「解消」ではなく「和解」ということを書いた。 ph.nowandhere.jp その「和解」の一つと思っている 田坂広志先生から学んだ言葉。 病とは、福音なり 「病」について一言 ⇒ 病とは、福音なり。 すなわち、病とは、単なる「不幸な出来事」ではない。それ…

「解消」ではなく「和解」する

「人間関係が下手な人」とは、 「人とぶつかってしまう人」のことではない。 「人とぶつかった後に、和解できない人」であり、 「人とぶつかった後に、和解の余地を残せない人」のことである。 『人間を磨く』p173 人間を磨く 人間関係が好転する「こころの…

「一つ目国」の悲劇-田坂広志『風の便り』より‐

※2020/08/07 昨日は久しぶりに出社。 暑い。 本格的に夏が来た。 そして、マスクがしんどい。 周りを見渡せばしていない人を探す方が大変だ。 コロナが流行り始めの頃から言われている通り、自分が感染することの予防にはマスクはあまり意味がなく、飛散させ…

「答えのない問い」を「答えを出せる問い」にすることを考えることも大切

9月12日に誕生日を迎えました。 人生には、「答えのない問いを問い続けられる力」が必要ということを大切に生きてきましたが、それも大切であると考える一方で、「答えのない問いをどうしたら答えの出せる問いに変えることができるか?」ということも挑戦し…

「理想理念」ではなく「納得せざるを得ない原理」を正当性の根拠に置く

カントは、「物自体」という概念をおき、 人は、「経験」を超え出た認識は不可能。 つまり、世界それ自体(物自体)を認識することは不可能と言った。 人間は、「経験」を超え出たところは「推論」するしか無いが、 「物自体」は認識できず、議論のスタンス…

「意味」が見つからないから良き生が送れないのではなく、 逆に、良き生を送れていないから「意味」にすがろうとするのだ

2019年この本を読んで、人生の「意味」の他に人生の「強度」という事を考えるようになった。 この世からきれいに消えたい。―美しき少年の理由なき自殺 (朝日文庫)朝日新聞社Amazon ボクら世代は、人生の「意味」を見出す事を良しとする教育を受けてきたので…

音楽が好きな人は前奏と後奏を大切にする

ある日の登園中の話。 自転車でいつもながら話してると急に 「息子くん、民衆のうたた好きだよ」と言い出した。 民衆のうたたとは、レミゼラブルの「民主の歌」のことで、クイーンの「We Will Rock You」や「ボヘミアンラプソディ」の次に息子がハマってる曲…

客観的な<世界>は存在せず、関係の中に「世界」は起こる

前回、時間は「存在しない」時間は他者との関係性や相互作用から「起こるもの」という話をした。 ph.nowandhere.jp ph.nowandhere.jp そう考えると「時間」と同じく「世界」もそうなのだと思う。 世界も本当は無い。 世界も、自分と他者との関係性の中で起こ…

語尾に「よかったね」と必ずつける妻

この春卒園の息子に送ったメッセージ。 ph.nowandhere.jp 妻は、私に変に同調することもなければ、同情することもない。不思議な人と言えば、不思議な人だ。 そして、哲学的な事が好きな私の話を目をシュパシュパさせながら聞く。そして、そんな難しいことわ…

明日ありと思う心の仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは_今日と同じ明日は約束されていない

2019年10月末に突然40度の高熱に襲われた。こんな高熱を出したのはいつ以来か記憶にないくらい。 病院に行ったが、薬をもらい様子みましょうとなり、家で休んでいたが一向に良くならない。 おかしいと思って救急相談の電話をしたが、「症状聞く限りそれ以上…

日本人に生まれた「宿命」と「運命」

似て非なる言葉を大切にしている。 ph.nowandhere.jp その一つが「宿命」と「運命」。私の解釈として、 「宿命」は宿された命と書く。 この日本という国に、この時代に、この性別で、この親の元に生まれた。これは自分の意思では動かせない。ここに宿された…

哲学に対する誤解を解きつつ学ぶ意味を考える

少しでも哲学が身近なものになり、 多くの人が「自分で考える」という武器を手に入れられれば、 社会はもっとうまくまわるのではないか?という想いがある。 私が哲学を学ぶ理由ははっきりしている。それは、 「信念対立を乗り越えて、互いに豊かに生きる筋…

なぜ、同じ言葉でも伝わる人と伝わらない人がいるのか

僕は、僕に見えている「青空」を伝えたいと思っている。 簡単な言葉ほど伝えるのは難しい。 「青空」という誰もがわかる言葉でも、その青さや、太陽や雲はあるのか、といったことを伝えていかないと相手には伝わない。 もっと言えば、どんなに言葉を駆使して…

相手と和解の余地を残す

信念対立を乗り越えて、互いに豊かな人生を生きるにはどうすればいいのか?を考える 僕は、「論破」という言葉が嫌いだ。 最近流行っているが、徹底的に相手を反論できなくなるまでコテンパンにやっつけてしまうのは、新たな対立を生むだけだと思う。 パフォ…

あなたの色は「透明」ねと言われた意味が理解できた

私の好きなバンドGLAYの命名秘話がある。 白でも黒でもない、グレイだが、GRAYにせずに一文字変えて、GLAYにしたと。 先日マツコ会議に私の心の親友堂本剛くん (永遠の片想い ) が紫が好きだと言っていた。 その理由は、赤(情熱、血液、太陽)と青(水、…

時間を使うな、時間を生きよ

※2021年12月22日note投稿をリライト 毎年誰かを読み漁ってる気がするが、 2021年は見田宗介(真木悠介)先生の著書ばかり読んだな。 この一節に惹かれて 社会学を仕事としようとしたときに最初に思ったのは、社会というものを、上流、中流、下層とか、資本家…

「使命」とは「命を使う」と読むべきなのか

時間を「使う」とか「費やす」とか「無駄にする」とかお金と同じ動詞を使って考えるという習慣は「近代」の精神で(Time is money!)彼らにとって時間は基本的に「生きる」ものです。 旅でふしぎに印象に残る時間は都市の広場に面したカフェテラスで何もしない…

「よりよく」を指標におかない

「よりよく」生きたい。 多くの人はこう願うだろう。 私も例外ではない。 昨日よりも今日、 今日よりも明日。 「よりよく」したい。 ただ、ここ数年「よりよく」を人生の指標にしてしまう事に疑問を持ち始めた。 本当に「よりよく」を目指すべきなのか。 あ…