子育て×哲学×社会学「この青空を、君へ」

父から息子へつなぎたい思想

ハッタリで生きる

昔、父親がこう言った。 度胸とハッタリで生きてきた 僕は勝手にこう解釈していた。 ここぞという時に 勇気を持って大風呂敷を広げ 言っちゃったからには 後から帳尻を合わせに行く。 と。 僕もその血を存分に受け継いでいると思う。 まず、「やります!」と…

【参考資料】死は存在しない-最先端量子科学が示す新たな仮説-参考文献・映画・キーワードリスト

田坂広志先生の新著『死は存在しない-最先端量子科学が示す新たな仮説-』 死は存在しない~最先端量子科学が示す新たな仮説~ (光文社新書)作者:田坂 広志光文社Amazon で、紹介されている、書籍や映画やキーワードが縦横無尽すぎて、しびれたので、今後の自…

思いついたプレーの中で最も難しいものを選ぶようにしている-ロベルト・バッジョ-

分かれ道が来たら、 厳しい方を選びなさい。 小さい頃から父親に言われてきた事。 若い頃の苦労は 買ってでもしなさい。 その教えを守り、選択肢がいくつか出た時、 そして、迷った時、厳しい方をあえて選ぶようにしてきた。 外食で社員駆け出しの時、その店…

なぜ、一部上場企業を辞めてベンチャー企業創業に参画したのか

一部上場企業を辞めた理由の一つに、 創業メンバー達の苦労話しがまぶしかったというのがある。 当時の直属の上司、部長は、それこそ寝食忘れ働いたという。 オフィスに寝袋持ち込んだり、飲み会後にまた会社に戻って働いたり。 立ち上げるためになんでも仕…

香りある人生-『未来を拓く君たちへ』田坂広志著より-

恩師、田坂広志先生の著者『未来を拓く君たちへ』 未来を拓く君たちへ なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか (PHP文庫)作者:田坂広志PHP研究所Amazon 田坂広志先生の著者の中で一番好きな著者だ。色々な方にプレゼントもしてきた。 それくらい私にとって大…

今の自分に全力投球

※2020年9月11日 小学生時代に父親からよく言われた。 「今の自分に全力投球」 上見てもキリがない。 下見てもキリがない。 あなたは、自分以上でも自分以下でもない。 だから、今の自分に全力投球しなさい。 なんでもいいから一つ誰にも負けないものを作りな…

起こるべき奇跡が起きただけさ

UVERworldの名曲で『PRAYING RUN』という歌がある。 ボーカルのTAKUYA∞が作詞作曲。 彼は、毎日10キロ必ず走る。 雨の日だろうが、怪我してようが、必ず走る。 走る理由は、 「祈り」 のためだそうだ。 祈るために走る。 僕が大切にしているマルチンルターの…

「ポジティブ」と「無邪気」

もう、自分を鼓舞することはやめた。 「できる!おれならぜったいできる!」 と、ポジティブ思考をして 自分を奮い立たせ 挑戦し続ける自分をイメージして 進もうとすると 必ず同じくらいの熱量の不安に襲われる。 しまいには身体を壊した。 「本当にできる…

再現性と一回性(機能か人間か)

最近よく聞く組織コンサルの会社の方とお話しする機会をいただいた。 社長の著書もベストセラーのようだ。 モチベーションはマネジメントできない モチベーションは、上向く時もあるし、下がることもある。 ここまでは、私も共感。 マネジメントすべきは、(…

「正当化」と「受容」

現状を打破したいと行動している時、隣の芝が青く見える事が多い。 才能、人脈、地位、財産などに恵まれている人を羨ましく思う。 今やっている事に意味があるのかと思う事がある。 その時に、自分の境遇の方が実は価値があるのだと「正当化」しようとするか…

久しぶりに宮台真司先生の書籍2冊読んでる

2019年頃だったと思うが、 宮台真司先生の「日本の難点」を読んで、 ハマってしまった。 おそらく単著は図書館&購入してほぼ読んだ。教育系の共著も読み漁った。 言葉は過激な部分もあるが、あえてそうやって自分に注目を向けて、向かってきた人たちに、社会…

一人の個人としての幸せ、社会の一員としての貢献

大学院時代に『ヒューマンリソースエンパワーメント』という講義の初回でこんな事を言われた。 「この世で1番大切なのは、自分だ」 今では、そうだと思うが、当時31歳の僕には、衝撃しかなかった。 それまでは、自分は二の次。自己犠牲。相手が1番。という価…

「人と違うこと」に価値はあるか

2016年に『幸せになる勇気』読んだ。 幸せになる勇気作者:岸見 一郎,古賀 史健ダイヤモンド社Amazon 「嫌われる勇気」を読み、その続編として興味を持って手に取った。 人間の抱える最も根源的な欲求は 「所属感」 孤立したくない、 「ここにいてもいいんだ…

万策尽きてない

※2020年9月2日 学生の頃に父親からよく言われていた。 解決の糸口が見つからず何かに悩んでいる時に。 「万策尽きてない」 この夏は、家庭菜園でナスやきゅうり、ミニトマト、ピーマンなどを育てている。 特にきゅうりなのだが、何度かもうダメかな?と思っ…

怪我して学べばいいさ

※2020年8月30日 昨日は音無親水公園@王子へ行った。 総合レクリエーション公園(葛西) 多摩川親水公園 日産スタジアムの噴水 他 毎週のように水遊び場を巡ったが、ここが一番気に入ったようだ。 上流の方にも果敢に挑もうとし、なかなかの頼もしさを見せて…

人生の現実を前にしたときに 、我々はその失敗や敗北、人生の挫折の時 、何を持って自分の心を支えるのか

お題「自分を励ます言葉」 我が師田坂広志先生が、「風の夜話」というWebラジオをYoutubeで配信している。 その第3話の一節が、とても私を励ましてくれた。 ※埋込無効なようなので、興味有る方は、Youtubeで視聴してください。 www.youtube.com 13:40あたり…

5ヶ年計画を立てるか、今を積み上げるか

※2020年8月29日 昨日は、久しぶりに10歳下の後輩と会った。 今年32歳の彼は、この秋から海外でMBAを取りに行く。 わたしは国内だが、31歳の年にMBAを取るため大学院に入学した。 ちょうど同じような歳に同じような挑戦をしているのもあり、質問をされた。 未…

あなたの「補助線」になりたい

確か茂木健一郎さんの著書だったと思う。 補助線に関してこのような趣旨のことが書いてあった。 「補助線」 補助線とは、幾何学の問題で、答えを出す為にその線を引くと一気に答えが明確になる線です。 補助線は答えを出す為の助けです。 補助線は答えを出せ…

「何不自由のない暮らしだなだけど何か満たされぬ」の正体は何か

GLAYのpure soul の冒頭の歌詞 20代の僕に響いた歌だった。 何度も聴いて、何度も歌った。 何不自由のない暮らしだな だけど何か満たされぬ そんな夜もあるだろう そんな夜もあるだろう 何を恐れているのかもわからず 街を飛び出した 必死でつかもうとしてい…

それでもなお人を愛しなさい

西野亮廣さんのブログをみて、思い出したので、今日はこれを引用。 彼は言う。 何度でも言い続ける。 誰ひとりおいてけぼりにしない。 それでもなお人を愛しなさい 1.人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。 それでもなお、人を愛しなさい。 2.…

なぜ、「大企業」ではなく「ベンチャー」で働くのか

※2020年8月26日 キングコング西野亮廣さんがすごいことを仕掛けた。 ameblo.jp 応募者全員に12月公開の映画チケットを自腹でプレゼントすると。一日で2000万円飛んだとのこと(^_^;) すごい(^_^;) その理由は、ブログに詳しく書いてあるが、簡単に言うと、 デ…

腹黒くあれ

よく、腹黒いと言われます 最高の褒め言葉と理解しています(笑) 新卒の時に、OffJTで社長研修をガッツリ半年間受けたのですが、その時に言われた事があります。 アビリティとコンピテンスを磨け。 アビリティとは、一人で何かできる能力 コンピテンスとは…

「ひとりでも多く」のためか、「目の前のたったひとり」のためか

ビジネスモデルの出発点は、「目の前のたったひとり」の現実を変えることだと思う。 新卒の就活時は、「ひとりでも多く」のひとに貢献したいと思っていた。 貢献とは、経済活動の活性化で、経済を支える企業活動を支援して、企業活動が活発になることで日本…

なぜ、アルバイトメンバーが40人から増えないのか

外食店長時代を思い出す。 大型店の店長を務めた時。その店の適正なアルバイトメンバーの人数は66名とされていた。それを目指して採用活動に勤しみ、40名までは採用できるのだが、それ以降なかなか増えない。 採用できたとしても、他のメンバーが辞めてしま…

完成したパズルをすぐにひっくり返す-田坂広志『風の便り「砂絵」の絶対矛盾』より-

※2020年8月19日 1歳半頃から息子と30ピースのパズルを一緒にやってます。 少しヒントは出しますが、一人で最後までできるようになりました。 一回15分〜20分くらいかけて完成させるのですが、完成した途端に、笑顔でひっくり返してバラバラにしてしまいます…

「権力」ではなく「権威」ある人になれ

ドラマ「半沢直樹」を見ていて、学生の頃父親からよく言われていた言葉を思い出した。 「権力」ではなく「権威」人になれ 外食で店長をやっていた時、よく考えていた。 アルバイトさんは、自分が店長という「権力」があるから、ついてきてくれているのか。 …

「闘病」ではなく「応病」-病とは、福音なり 田坂広志-

前回、「解消」ではなく「和解」ということを書いた。 ph.nowandhere.jp その「和解」の一つと思っている 田坂広志先生から学んだ言葉。 病とは、福音なり 「病」について一言 ⇒ 病とは、福音なり。 すなわち、病とは、単なる「不幸な出来事」ではない。それ…

「解消」ではなく「和解」する

「人間関係が下手な人」とは、 「人とぶつかってしまう人」のことではない。 「人とぶつかった後に、和解できない人」であり、 「人とぶつかった後に、和解の余地を残せない人」のことである。 『人間を磨く』p173 人間を磨く 人間関係が好転する「こころの…

「逃げ」たっていいんだ。また、「挑め」ば

「逃げ」たっていいんだ。また、「挑め」ば ゴルゴ松本さんのこの言葉にかなり救われたと思う。 「逃げ」たっていいんだ。また、「挑め」ば あっ! 命の授業作者:ゴルゴ松本廣済堂出版Amazon 以前、師匠からこんな言葉を教えてもらった。 Unfinished Business…

「真剣」になっても、「深刻」になってはいけない

2015年、突然脳がシャットダウンした。 頭の中に4つ画面があり、それを眺めている自分がいる。 1番左は過去の画面。反省をしている。 残りの3つは未来の画面。 今日これからどうするとか、 抱えている仕事のシミュレーションとかがされている。 4つ同時に動…