子育て×哲学×社会学「この青空を、君へ」

父から息子へつなぎたい思想

叱っても「ありがとう」で終わらす妻

また、妻の話。

以前こどもの「安全基地」になるという事を書いたが、その延長の話し。

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妻と息子のやりとりを見ていて、なるほどなぁと思ったのが、叱っても最後は「ありがとう」で終わっていること。

こどもからすると、いいも悪いもあまりわからず、ただただ一生懸命やっていることが多く、悪気はない。

昨日も、ティッシュ箱からティッシュを3枚ほど取り出して、おもむろに妻の膝を拭いた。

「何してるの?もったいないでしょ!」と叱る妻。

「ぬれてるよ。拭いてあげた」

と得意げな息子。膝が濡れてて拭いてあげたようだ。実際は、息子が膝に「ブー」とやったから息子のツバなのだが(^_^;)

「そうか、ぬれてて拭いてくれたんだね。ありがとう」

と言って、「でも、もったいないから一枚ね」と言い直す妻。

得意げな息子。

最近、施しの精神がある息子。食べ物や飲み物を分けようとして、こぼしたり、散らかしたり。

こぼしたり、散らかしたりするから、最初は叱る。だけど、よくよく行動見ると、分け与えようとしてたことがわかる。

「そうか、くれようとしたんだね。ありがとう」

分かりやすい例をあげたけど、何か叱っても「ありがとう」「えらい」「よくできたね」と言った言葉で結んでいる。

息子もおそらく、大人の行動を真似したくてやってるだけで悪気はない。その挑戦の芽を摘まないように私もしたい。

これもこどもの安全基地であるということ。

ただ、最近は明らかに「いたずらするぞ」という、ずるい顔で、ドアを閉めて行かせないようにしたり、思いっきり頭突きしてきたりする息子。

それは、それで怒るからなっ!