子育て×哲学×社会学「この青空を、君へ」

父から息子へつなぎたい思想

「集中」するために「リラックス」する

※2020年8月4日

ベランダから大きな声が聞こえて来る。

「みてぇ〜!おつきさまいたよー」

一昨日、昨日とお月様がとても綺麗だった。昨日は、「スタージェンムーン」という満月だったらしい。

数年前は、満月の日が記載されている手帳を使っていたくらい私は月が好きだ。

それが遺伝したのか、息子も月が好きで、月を見ると興奮する。ここ1ヶ月天気が悪くて月が見えなかったので、余計に嬉しかったのだろう。

30代の頃までは、24時間365日死ぬほど働いていた。集中しっぱなし、常に150%の力で生きていたと思う。

ただ、師匠に教わった。

「プロフェッショナルは、最高の集中力を発揮するために、最高のリラックス方法を知っている」

と。

これといった趣味がなかった僕は、絵を始めてみたり、ビールを飲み歩いたり、ボイトレに通ってみたり、いろいろやってみたが、どれも最高のリラックス方法ではない気がしていた。

師からこの言葉も教わった

「自然に身を委ねる」

これが、良いのかもしれないといまは思っている。

昨夜は風呂上りに、ベランダで月を見ながら、家族3人各々飲み物を飲みながら、お月様観賞を楽しんだ。

そういえば、こどもの想像力ってすごいなと思う。

お昼におつきさまが出ていた日。息子が、おつきさまいるよ!と教えてくれた。

そのまま外出していて、そらが暗くなりおつきさまが明るくなってきた。すると、息子はこう言った。

「おつきさまに電気がついたよ!」

2歳頃だったと思う。限られた語彙力を使って、創造性豊かな表現するなぁと感心した。