子育て×哲学×社会学「この青空を、君へ」

父から息子へつなぎたい思想

2024年4月9日 入学式に寄せて

もう、パパの「背中」を見せる必要はないのかもしれない。

4/1から入学式までのこの1週間。
新しい環境に飛び込む君を見て、そう思えた。

4/1 学童保育に初登園。
80名を超える新しいお友達のいる部屋に、後ろを振り返ることもなく勇ましく入っていく君の「背中」を見送り、心配しているのは大人だけだと反省した。

新しい環境になって初めての週末。
今年の桜はいつもより遅くて、ショッピングモールから家まで桜を見ながら帰ったね。

君は電動自転車の後部座席から降りて走り出し、ついには家まで走り切ってしまった。後から調べたらショッピングモールから家までは、2.2キロ。

走る君の「背中」を見ながら、正直とても驚いた。保育園での毎日のかけっこが君をここまで育ててくれていたんだね。

そして、いよいよ今日、入学式
元気にランドセルを背負う君。
見違えて逞しく思う。

最初は重く感じるランドセルも、
これからの6年間の成長とともに、
軽く感じられるようになるのだろうね。

背負うと言えば、パパの大好きなMr.Childrenの歌「GIFT」にこんな歌詞があるので、最後の締めとして贈ろう。

 知らぬ間に増えていった荷物も
 まだなんとか背負っていけるから

 君の分まで持つよ
 だからそばにいてよ

 それだけで心は軽くなる

背負った荷物は、抱える事なく、 時には、大切な仲間や愛する人に預けてね。
もちろんパパも預かるよ。

そうだ、

やっぱり、

君に「背中」を見せる必要はないかもしれない
と、言った最初の言葉を訂正しよう。

君の「背中」を押してあげる存在であり続けたい。
君に「背中」を見せ続ける存在でもあり続けたい。

共に成長し続ける人生を歩もう。

入学おめでとう!

午前中土砂降りだった雨も、
入学式が始まる前には止み、
もう一度、満開の桜が見られたね!

さすが、晴れ男!

パパより。

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