子育て×哲学×社会学「この青空を、君へ」

父から息子へつなぎたい思想

宮台真司

包摂性を欠いた社会‐『日本の難点』宮台真司より‐

宮台真司さんの「日本の難点」を読んでから、ずっと頭が回り続けてる。 「包摂性を欠いた社会」 近代化により、〈システム〉が〈生活世界〉に浸透する過程で地域共同体が崩壊して、相互扶助のネットワークが機能しなくなった。 個人主義が強調され、〈システ…

自発性と内発性

宮台真司氏によると 自発性 判断基準が損得勘定で、自ら動くこと 内発性 内から湧き出る力で、自ら動くこと という どちらも「自ら動く」という意味では同じかだが突き動かす源泉が決定的に違う 決められたルールがありそれに従うのが自発性 ルールは守るが…

息子がヒカキンさんから学ぶ感動の涙-そして宮台真司さんの「感染動機」を思い出す-

昨日寝床で息子に聞かれた。 「どうして、ヒカキンはマイクラでヒカキンハウス完成したら泣いたの?」 最近ヒカキンのマイクラ実況動画「ヒカクラ」を見ている息子。 youtu.be ヒカキンが、チートもコマンドも使わずに、一個一個ブロックを積み上げて、ヒカ…

久しぶりに宮台真司先生の書籍2冊読んでる

2019年頃だったと思うが、 宮台真司先生の「日本の難点」を読んで、 ハマってしまった。 おそらく単著は図書館&購入してほぼ読んだ。教育系の共著も読み漁った。 言葉は過激な部分もあるが、あえてそうやって自分に注目を向けて、向かってきた人たちに、社会…

なぜ、「大企業」ではなく「ベンチャー」で働くのか

※2020年8月26日 キングコング西野亮廣さんがすごいことを仕掛けた。 ameblo.jp 応募者全員に12月公開の映画チケットを自腹でプレゼントすると。一日で2000万円飛んだとのこと(^_^;) すごい(^_^;) その理由は、ブログに詳しく書いてあるが、簡単に言うと、 デ…

客観的な<世界>は存在せず、関係の中に「世界」は起こる

前回、時間は「存在しない」時間は他者との関係性や相互作用から「起こるもの」という話をした。 ph.nowandhere.jp ph.nowandhere.jp そう考えると「時間」と同じく「世界」もそうなのだと思う。 世界も本当は無い。 世界も、自分と他者との関係性の中で起こ…

子育てマニュアルに頼る前に、憧れの父親であるために自分を磨く

「この青空を、君へ」は次のことを大切に書いています。 ・「子育てマニュアル」よりも「自分の体験」を大切にこどもと接する ・こどもの学びにおける「感染動機」を刺激するため親が成長し続ける ・いつか、自分が人生を通じて掴んだ大切なことをこどもに伝…