子育て×哲学×社会学「この青空を、君へ」

父から息子へつなぎたい思想

なぜ、「大企業」ではなく「ベンチャー」で働くのか

※2020年8月26日

キングコング西野亮廣さんがすごいことを仕掛けた。

ameblo.jp

応募者全員に12月公開の映画チケットを自腹でプレゼントすると。一日で2000万円飛んだとのこと(^_^;)

すごい(^_^;)

その理由は、ブログに詳しく書いてあるが、簡単に言うと、

デタラメなことをしたくなっちゃった。
 
世の中は、今風紀委員だらけだ。
 
インターネットが普及し始めて、答え合わせが容易にできるようになったおかげで、正論中毒者が生まれやすくなった。  
以前は、ダメでもチャーミングさで生きれたし、頑張って有名になれば、大人でもデタラメな挑戦が許された。
 

「人を裁くのは、あくまで「法」である」というラインを守らないと、皆、もう身動きがとれなくなる。
 

今回のアクションは、そういったものに対する反抗

激しく同意する。

社会学者の宮台真司さんが著書の中でこんなことを言っている。

「法外」に飛び出せ

法内(言葉の世界)で法を守ってだけ生きるのか、時には、仲間を守るために、法外に飛び出す覚悟はあるかと問う。

NARUTOのカカシ先生は、こんな名言を残している。

「忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる。けどな!仲間を大切にしないやつはそれ以上のクズだ!」

この言葉を読むといつも涙が出る。

正論、法は、社会秩序を守るために必要だ。
ただし、それは絶対であり、唯一の真理だろうか?

それは違うと思う。

時には、法を越えろ。
ルールを越えろ。

と、思う。

僕は、よく「真面目、しっかりしてる、優等生」

といったこと言ってもらえる。

滲み出ているのだから仕方ないが(笑)
もちろん、本質はそうではない。

ある意味、ルールが嫌いだ。
規則に縛られたくない。

もし本当に真面目で優等生なら、ベンチャーで働くというリスクは取らず、安定した職を選んだだろう。

入社1年で新卒で入った会社辞めないだろ。

転職何度もせずに一つの職場にいただろう。

その価値観は、今は崩れつつあるが、

「いい学校、いい会社、いい人生」

と言われていた、世の中的ロールモデル、価値観に対する、

西野さんほどのスケールには到底及ばないが、僕なりの反抗があったなと思う。

そして、君へ。

時には大切なもののために、ルールを破れ。

規則に縛られるな。

そのために、力をつけよ、仲間を大切にして、たくさんの人を味方につけるんだ。