子育て×哲学×社会学「この青空を、君へ」

父から息子へつなぎたい思想

息子がヒカキンさんから学ぶ感動の涙-そして宮台真司さんの「感染動機」を思い出す-

昨日寝床で息子に聞かれた。

「どうして、ヒカキンはマイクラでヒカキンハウス完成したら泣いたの?」

最近ヒカキンのマイクラ実況動画「ヒカクラ」を見ている息子。

youtu.be

ヒカキンが、チートもコマンドも使わずに、一個一個ブロックを積み上げて、ヒカキンハウスを完成させる姿が映されている。

そして、ヒカキンはクライマックスで号泣するのだ。

なんで泣くかわからない息子。

「これはさ、感動の涙と言ってとてもいい涙なんだよ」

「ぼくは泣かないよ!」

「悲しくて泣くことは、あまりしたくないよねぇ」

「うん」

「でもさ、ものすごい時間かけて、一個一個コツコツブロック組み立てて、時にはうまく行かないこともあって、それでもあきらめないで頑張って、や〜〜〜っとできたら、とっても嬉しくて大人だって泣くんだよ」

「その涙はとってもいい涙だと思うよ」

「ふ〜ん。ぼくはできても泣かないと思う!」

「そうか(^_^;)でも、本当にいつもできなくて、できなくて、できなくて、でもあきらめないで頑張ってやっとできたら、ヒカキンみたいに嬉しくて泣くかもよ?」

「ぼく、東鷲宮駅久喜駅頑張って作ろうかなぁ。泣くかなぁ」

今朝、起きるなりマイクラ付けてくれとねだる息子。

早速駅を作りたいらしい(^_^;)

私に手伝えとか、コマンド使ってホーム作ってくれとか言ってこない(笑)

ヒカキンさんすごいねぇ。
こんなこどもにも影響あたえてくれて、ありがとうございます。
これがトップYouTuberの影響力か。

感染動機

宮台真司さんの言葉を思い出した。

学習には3つの動機がある。
競走動機
理解動機
感染動機

勝って嬉しい競争動機
分かって嬉しい理解動機
でも、これらは一過性なものであることが多い。

憧れのあの人みたいになりたい!
感染動機。

この動機は、長く続く。

私は父親に憧れた。
そして、教師びんびん物語のトシちゃんに憧れ、イエモンの吉井さんに憧れ、GLAYのTERUに憧れた。

宮台真司さんに、見田宗介さんに、竹田青嗣さんに、そして、田坂広志先生に憧れた。

あんな人になりたい、あぁいう生き方がしてみたい、そうやって学んできたなぁ。

そして君へ

君はこれからどんな人に憧れていくのかな?

パパにも憧れて欲しい(笑)

この青空を、君へ