子育て×哲学×社会学「この青空を、君へ」

父から息子へつなぎたい思想

息子と朝散歩で純粋経験

2018年2月に生まれた息子。4月中旬に妻の実家にお世話になり、5月末に戻ってきた。

5月27日日曜日から息子との朝散歩が始まった。きっかけは、妻からいい刺激になるから、朝散歩に連れてってと言われて。

たしかにいい刺激になるだろうし、寝不足の妻が少しでもゆっくり寝れるならと思って始めた。息子は日の出とともに起きる。5:00近くにウーウー言い出し、それに起こされ、息子を連れ出した。

幸い家から15分ほど歩いたところに海の見える公園があったので、毎朝そこで海を見たり、花を見たりして過ごした。

朝は犬の散歩をする人も多く、父親がこんな朝っぱらから赤ん坊を連れて散歩してる姿はレアなようで、すぐに覚えられ、声をかけられた。

あれから2年、朝散歩で出会ったおじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさんに成長したねと驚かれる。こういうつながりもいいものだ。

そんな息子と、朝日を眺めたり、花を眺めたりしながら、私自身「純粋経験」を楽しんでいる。

西田幾多郎の「善の研究」に出てくる「純粋経験」。まだ言葉になる前の一瞬の感情。

朝日が昇る様を見たとき
波打ち際で魚たちが飛び跳ねたとき
昨日まで蕾だった花が咲いていたとき

言葉になる前の、ほんのわずかな感情を味わう。そこに、心が癒される瞬間はたしかにあると感じる。

息子にとっても心地よい瞬間であり、経験なのだろうと信じて続けている。