子育て×哲学×社会学「この青空を、君へ」

父から息子へつなぎたい思想

一人の個人としての幸せ、社会の一員としての貢献

大学院時代に『ヒューマンリソースエンパワーメント』という講義の初回でこんな事を言われた。

「この世で1番大切なのは、自分だ」

今では、そうだと思うが、当時31歳の僕には、衝撃しかなかった。

それまでは、自分は二の次。自己犠牲。相手が1番。という価値観で仕事をしてきたから。

「自分が幸せであるために、あなたが幸せでなきゃだめなんだ」

という言葉で納得した。

自分なんてどうでもいい、あなたが幸せであれば。

と思っているその「自分」も、他の誰かからもまた同じように思われている。

「自分」が幸せでない事で、他人を不幸にしていることがある。

だから、君へ。

まず、自分が1番大切で、幸せになること。

自分が幸せであるためには、あなたが幸せでないと成り立たない。と思えるような大切な人を見つけること。

そして、その大切な人の範囲を広げていくこと。

一人の個人として、幸せを追求して。

そして、社会の一員である君。
世の中に貢献できる人であってほしい。

自分が幸せであるために。