子育て×哲学×社会学「この青空を、君へ」

父から息子へつなぎたい思想

息子と寝床で「反省会」と「作戦会議」

以前も書いたが、僕が中学3年生から大学3年生までの約7年間父親が単身赴任をしていた。

ph.nowandhere.jp

それでも毎週末家に帰って来て、夜中になると、近くのラーメン屋などに連れていってくれて、そこから父と息子タイムだった。

父はよく「反省会」やるぞと言っていた。

その週の出来事を話し、その時どう思ったのか、どうすればよかった、次はどうするかを主に話した。

父がいない平日は、それを一人で頭の中でやることが多くなった。

その経験からも、父と息子の「反省会」というのは、とても大切だと実感している。

息子の寝かしつけをなるべく担当している。最近は寝付きが悪く、4-50分かかるので、ついつい一緒に寝てしまう。

いつもは、息子は一人で寝ていて、私は妻の寝る寝室に戻るのだが、最近はそのまま息子と朝まで寝てしまう(^_^;)

脱線したが、寝かしつけの時に「反省会」と「作戦会議」を行っている。

今日1日の振り返りと明日何するかを話す。

今日、朝起きて保育園行くまでの行動を事細かく振り返る。

保育園に行ってから何して遊んだかを聞く。

明日は何曜日か聞く。

明日は何するか一緒に話す。

後に驚いただが、私淑する田坂広志先生も「反省会」の重要性をいろいろな著書で語っている。

その中の「営業力」では、「反省会」は、

・直後である必要がある
・直観力と皮膚感覚で行う

と書かれている。

血肉化するには、このことが必要なのだと理解している。

他の著書では、その反省会を通じて

「経験」を「体験」に高めよと書かれている。

確かに、「経験」しただけで流れちゃう人と、「体験」として血肉化している人の差を感じることがある。

この二つの似て非なる言葉、 よくみるとこう読める。

経験:経た時を、験(しる)す
体験:体に、験(しる)す

時をだけを験(しる)すだけでは、足りなくて、ちゃんと体に験(しる)す必要があり、そのために、「反省会」と「作戦会議」が必要なのだと思う。

この習慣は続けたい。