子育て×哲学×社会学「この青空を、君へ」

父から息子へつなぎたい思想

なぜ、同じ言葉でも伝わる人と伝わらない人がいるのか

僕は、僕に見えている「青空」を伝えたいと思っている。 簡単な言葉ほど伝えるのは難しい。 「青空」という誰もがわかる言葉でも、その青さや、太陽や雲はあるのか、といったことを伝えていかないと相手には伝わない。 もっと言えば、どんなに言葉を駆使して…

生き様をどう息子に伝えるか

私の父は、私が中学3年生から大学3年までの約7年単身赴任をしていた。その間、「男は兄ちゃんだけだから、母さんと妹二人を頼むぞ」と言われた。 ただ、父は単身赴任先から毎週金曜日の夜に帰ってきて、日曜日の夜か月曜日の朝に帰っていった。そんな生活を7…

こどもの「安全基地」になることで次の挑戦を支え続ける

心理学用語で「安全基地」というものがある。 私は茂木健一郎さんの著書でこの言葉を知った。 人が挑戦し続けるには、スキルや経験があるだけでは実は足りなくて、時に失敗したり、悩んだり、挫折したりしたときに戻れる場所があることが重要なのだとか。 か…

「今」の最高到達点を仲間とともに乗り「越」え 、縁を「結」い続け、縁を「大」きく広げていく

「今越結大」はペンネームなわけですが、 自己紹介がわりに、どうして、こんなペンネームをつけたのかをまとめました。 改めてまとめると、割りと結構考えたなって自画自賛しています(笑) 最後に、今越結大をつくった参考図書をいくつかあげますので、 興…

相手と和解の余地を残す

信念対立を乗り越えて、互いに豊かな人生を生きるにはどうすればいいのか?を考える 僕は、「論破」という言葉が嫌いだ。 最近流行っているが、徹底的に相手を反論できなくなるまでコテンパンにやっつけてしまうのは、新たな対立を生むだけだと思う。 パフォ…

あなたの色は「透明」ねと言われた意味が理解できた

私の好きなバンドGLAYの命名秘話がある。 白でも黒でもない、グレイだが、GRAYにせずに一文字変えて、GLAYにしたと。 先日マツコ会議に私の心の親友堂本剛くん (永遠の片想い ) が紫が好きだと言っていた。 その理由は、赤(情熱、血液、太陽)と青(水、…

2015年自律神経壊してしまったあの時の自分に言ってあげたいこと

■ 未来の目的のために現在を手段化し過ぎない 目的を持ち、そのために今努力することは大切だが、未来の目的のために今を手段化しすぎると、「今、この瞬間の充実」が損なわれる。 ■外的な「意味」に人生の価値を置くのではなく、内的な「密度」にその価値を…

時間を使うな、時間を生きよ

※2021年12月22日note投稿をリライト 毎年誰かを読み漁ってる気がするが、 2021年は見田宗介(真木悠介)先生の著書ばかり読んだな。 この一節に惹かれて 社会学を仕事としようとしたときに最初に思ったのは、社会というものを、上流、中流、下層とか、資本家…

「使命」とは「命を使う」と読むべきなのか

時間を「使う」とか「費やす」とか「無駄にする」とかお金と同じ動詞を使って考えるという習慣は「近代」の精神で(Time is money!)彼らにとって時間は基本的に「生きる」ものです。 旅でふしぎに印象に残る時間は都市の広場に面したカフェテラスで何もしない…

「よりよく」を指標におかない

「よりよく」生きたい。 多くの人はこう願うだろう。 私も例外ではない。 昨日よりも今日、 今日よりも明日。 「よりよく」したい。 ただ、ここ数年「よりよく」を人生の指標にしてしまう事に疑問を持ち始めた。 本当に「よりよく」を目指すべきなのか。 あ…