この青空を、君へ

育児×哲学×社会学~父から息子へつなぎたい思想~

香りある人生

私の師匠田坂広志先生の著書

「未来を拓く君たちへ」

田坂先生の本の中で一冊選びなさいと言われたら迷わずこの本をあげる。

そして、この本は色々な人にプレゼントもしてきた。

それくらい私にとって大切な本だ。

「悔いのない人生」を生きるために
「満たされた人生」を生きるために
「香りある人生」を生きるために
「大いなる人生」を生きるために
「成長し続ける人生」を生きるために

というテーマで展開されていく。

各テーマ心に響くものがあるが、その中でも私の人生の中心においているのは、

「香りある人生」

という生き方。

よく、自分の葬式の時にどう記憶されたいかというような思考実験があると思う。

僕は、自分の葬式の時にこう言われたい。

「あの人からは、不思議と香りを感じたよね」

その「香り」はどこから生まれるのか。

著書によると

使命感を抱いて生きる時、香りが生まれる。

では、使命感はどのように生まれるのか。

自分が「恵まれた人間」であることを、知ることき。

世界で最も恵まれた国、日本に生まれたことを想う時、

「感謝」の念が生まれる。

その感謝の思いから、恵まれた人間への「義務」を感じるようになる。

ただ、「義務」というと、受動的、消極的なイメージがある。

能動的、積極的な意味へと深めていくと

「使命」

という言葉が生まれる。

「そうしなければならない」

から

これが私の生きる道

へと深まる。

そして、「使命感」は「志」の原点。

「志」と「使命感」によって支えられた時
初めて「香りある生き方」となる。

まだ、使命感と言えるほど、これが私の生きる道と思うほど明確なものがないのが正直なところ。

ただ、方向性として、教育業界で恩返ししたいというのは、今も昔も変わらない。

日本に生まれたということにも感謝だが、
日本人の中での自分の境遇にも感謝をしている。

自分に与えられた能力を世のために還元したい。

そう生きることで、香りある人生を送りたい。

そして、君へ。

君も恵まれた人間。

君の無限の可能性を、世のために使ってほしい。

そして、香りある生き方を送ってほしい。

※ただ、「使命」という言葉に関しては、こういう考え方も芽生えてきている ph.nowandhere.jp

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